ごまかす。
近況です。
この2週間くらいは鬱だった。
診断してもらったほうがいいのかなと思うほどに。
何も好きじゃなくなっていく感覚をなんとか引き戻すために好きそうな音楽を探しても立ち直れない状況。
メンテナンス的なものが全く上手くできてないというか。
それなのに全然身体は壊れない。
いつも勝手にどこかが壊れないかなと思っていたりする。こんなに気持ちが追い付いていないのに身体は動いている。
3月12日(土)楽しみにしていた舞台が幕を開けた。
初日を見に行くつもりはなかったけど、自分が観に行く回の幕が上がらなかったらどうしようと思って、慌ててチケットを取った。
いうても、BTSのライブビューイングに6000円払う状況よりいいかと思って。
舞台の予定を入れていなければ恐らく強制的にBTSのライブビューイングに引きずられていた。
BTSが見たい気持ちはあったが、BTSのファンダムとかを考えたときにライブビューイングを見るのは病むなと思った。
どうせ回顧厨なので、みんなが盛り上がらないようなところで勝手に盛り上がってしまって気まずい思いをするなと思って……。
そんなこんなでスプステの初日に入ることにした。
そうでなければ、家族に強制的にBTSのライビュに連れて行かれていたので。
この舞台を観に行く週間中は怪訝な顔をされ「何もできないくせに観に行くな」とマジで言われた。
今日、千秋楽も入ったけど帰ると家が悲惨な状況になっており(大げさかな)もう何にも浸れない状況。
無視するように好き俳優さんの配信を見ていた。
さておき、作品自体の感想もあるのだけど、
いかんせん感情が入り乱れている状況なうえにちょっと鬱っぽい状況で見てしまったおかげで
バイアスどころかもう別物を見たんじゃないかと疑われるような感想になってしまいそうで怖い。
今、Night Tempoさんの新譜聴きながらこれを書いているのだけど、脳味噌がさらに馬鹿になる感じで良い。
スプステ正直、恋とか愛とが分からない〜になって終わってしまった。
あまりにもあの作品を非現実的だと思えなくて自分から離せなくて終わった。
もう少し、萌えたかったけど、正直死にたくなった。
どれも心当たりのあることばかりで生々しい主題だった。
邦仁の宗教観も善弥の狂気も蓉司の寂しさを殺してる感じも、全部知ってる味だと思った。
「こうするよりほかない」「終わらせなきゃいけない」
本当にそういう風に終わらせることができたなら……。
終わらせる勇気などないし、日常は淀みながらも静かに流れている。
チケットを取ってしまった手前、通うことになった。
どうしても好きになりたくて……
演出も好きな俳優さんの表現も本当に大好きなものだった。
(好きな演出については今度いっぱい書きたい……)
でも、主題がきつい。
気持ちが分かるっていうのも変な話だけど、
あれをこうフィクションにできないというか……。
一番テンションが上がったのは、
善弥が肉片、血を踏みつけるところ、正直あそこが一番救われた。
ああいう気持ちが分かるし、あの衝動が一番分かる。
そうやって狂気を見せればもっと深みに嵌まっていくのは知っている。
それなのに、もうそういうことを言わざるを得ないくらい、ずっと死にたかった。
善弥√のEDの性的な描写は共感できるものではないのだけど、蓉司、善弥のどっちの気持ちも分かるし、こう全部を「あいつが狂気だ」「あいつが悪い」と決めつけて死にたいというか。
自分は悪くない状況が羨ましいというか。
あいつが悪いから、俺は狂うんだって思いたいというか。
本心で自分も悪いと薄々わかっていても
あんなふうに狂えたらな〜と思ったりはする。
あ、配信が始まったので、現実逃避することにしよう……
もっと言語化して浄化していこう。